豪風引退押尾川襲名大相撲
2020年2月1日(土)両国国技館にて、
豪風引退押尾川襲名大相撲が開催されました。
豪風最後の勇士を観にいってきました。
11時の会場前、両国駅周辺はたいへんな混雑でした。
両国国技館は満席。おめでとう豪風。
感動しっぱなしの一日。しこたま泣きました。
豪風最後の相撲は長男の海知君と。海知君の一本背負いに敗れた豪風はとても満足気でした。
私たちに用意いただいた席は、NHKの刈屋富士雄アナウンサーの真ん前の席。
すぐ後ろから、刈屋さんの声が聞こえてくる、たいへん贅沢な席でした。
断髪式では270名もの人がハサミを入れました。
僭越ながら、私も土俵に上がらせてもらいました。
両国国技館の土俵というのは、ものすごいところでした。
この場所で長い間戦っていた豪風を、改めて尊敬します。
断髪式のクライマックス。刈屋さんの読み上げた原稿には泣かされました。
「学生出身(大学生)の力士として、誰よりも速く関取になり、誰よりも長く幕内に在籍し、誰よりもゆっくりと最高位に到達した豪風。そして力士として最高の名誉である、故郷に愛された豪風。学生出身として最高の力士であった」
「豪風は言っていました。もし大相撲の本場所が秋田場所で開催されたなら、豪風コールが起きたかな?
さぁ、皆さん想像してみてください。大相撲秋田場所、千秋楽結びの一番、西から豪風、12勝2敗。東から横綱白鵬、13勝1敗。優勝のかかった大一番!場内は豪風コール!豪風コールがさらに大きくなる!」
満員の国技館に響く、大豪風コールは感動しました。
髷を落とした豪風。
天国にいるご両親への感謝の言葉。泣かされましたね。
その後のパーティーも大盛会でした。
豪風、押尾川親方との一日は、忘れられない、すばらしい一日になりました。
これからの活躍を記念すると共に、負けられないなと。
日本晴れの東京の朝。
晴れやかな気持ちで秋田に帰ります。
ありがとう豪風!頑張れ押尾川親方!